プリヲタ法学部生のブログ

プリキュアについて法学、政治学などの観点からの考察をするブログです。時折プリキュアと関係のないことについても書くかもです。

スタプリ8話 考察&感想


Hatena

星空界はどこにあるのか

 12星座のプリンセスがいるなど、いろいろと鍵になりそうな星空界。「私たちの宇宙とちがう宇宙」ということですが、私たちの宇宙とどのような関係にあるのでしょうか。

 別宇宙なのかそれとも異次元なのか、マホウ界とナシマホウ界のような関係なのか。今後も行くことができるのか、物語の展開上気になるところです。

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スターカラーペンダントの機能

1.スターカラーペン探知能力

2.プリキュア変身能力

3.言語翻訳機能

4.人体保護機能

ほんと今作においてキーアイテムですね(笑)。今後どんな機能が明らかになっていくか楽しみです。

ギャグ!ギャグ!ギャグ!

説明不要!!!とてもおもしろかったです!えれなのツッコミスキルが素晴らしく今後の活躍を期待したいところです。

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プルンスとドギー達とのすれ違い

 さて、プリキュア達が初めて異星を訪れたわけですが、早くも習慣・価値観の違いという核心的なテーマが問題になりました。

 プルンスのあの焦りもノットレイダーの実態を知っている彼からみればやむを得ないこととは思います。しかし、何が大切で何を守るべきかは見えている時と場所によって変わるもの。まず対話をしなければ何も解決しません。いくら正しいことだったとしても押し付ければ独善となってしまいます。それではドギーの指摘する通りノットレイダーのやっていることと変わりません。

 えれなは、「友達の笑顔を大切にする」という己の信条に従い真摯に彼らと向き合うことでドギー達とプルンスの心を動かしました。人の心を動かすためには相手への真摯な配慮と熱意が必要であり、そのいずれも自然体で行っていたえれなはやはりプリキュアだなと思った次第です。

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ひかるとえれなの違い

 今回、ドギーたちと積極的にコミュニケーションをとっていたのはひかるとえれなでした。その中で二人のコミュニケーション方法が対照的描かれていたのが興味深いところです。

 ひかるのコミュニケーションは基本的に「ストレートな受容とストレートな主張」です。今回は、ドギーたちのあいさつを真似したり、毛生え薬を飲もうとしていたところにひかるのコミュニケーション方法が現れていました。

 たしかにこの方法は初対面の相手から信用を勝ち取るには極めて有効な手段ですが相手に自分をわかってもらうのには不向きな方法です。なぜなら、相手の行いを無批判に許容するだけでは相手の意図も自分の意思も効果的に伝えることができないからです(ゆえに3話でひかるとララの関係は一度破綻しました。)。

 一方、えれなは無批判で相手を受容しませんが、相手の話をしっかり聞いたうえで自分の行動の意図を説明し理解を求めます。この方法は相手からの信用を勝ち取るという点ではひかるに劣りますが、相互理解を促進するという点ではひかるより適当です。

 思うに、人の笑顔を守るというえれなの信条と兄弟姉妹と日々接してきた経験がえれなにこのようなコミュニケーション方法をとるベースになっているのではないかと思います。

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深刻にならず大事なことを伝える良回

 ギャグテイストのなかで伝えるべき大事なことを伝えるということができていた素晴らしい回でした。今回の物語は深刻にしようと思えばいくらでも深刻にできる回でしたが笑いの中でそれを伝えるところにスタプリらしさを感じました。

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